今日は、代休使ってワイヤレスジャパン2012(ビッグサイト)、ドコモスマートフォンラウンジ(有楽町)を見学。
■ワイヤレスジャパンでの個人的な感想。
どの無線規格も普及期となり、スマートフォン、クラウドとの連携が模索されているようでした。
無線規格としては、3/4Gを除きWifi、Bluetoothメイン。NFCは多少あったかな程度。
Wifi、Bluetoothの双方とも利用シーンの拡大、省電力がウリ。
Bluetoothの4.0は、展示が少なくまだこれからのようです。
色々使える場面が増えた反面、例えば血圧計や体重計からデータを取り出すのに、Wifi、Bluetooth、ANT+(アントプラス、ヘルスケア製品、自転車のサイクルコンピュータ向けなどと接続用)とそれぞれの無線規格に対応した製品が展示されてました。
これでは、ユーザー側はどれがベストなのかを悩み、ソフトウェア開発者はそれぞれの無線規格に対応した開発する必要が出てしまい、良い状況ではなさそうです。
ビジネスモデルとしては、機器から無線で情報発信。PCやスマートフォンを経由するか直接クラウドで収集。
今の時流に乗った形だからか、こんな展示が多かったです。
やっぱり、目新しい「クラウド」って単語でサービス料取って利益とするんですかね?
IP電話会社が提示するBYOD(個人持ちのスマートフォンを会社に活用)は、疑問に感じます。
個人持ちのスマートフォンに、IP電話アプリをインストールすれば、会社負担の電話料金は月々〇〇円減りますと展示。
当然ですが、個人に対してのメリットはどこにも書かれていない。基本料金、パケット使用量、転送量制限などは、当然個人負担。
かつ、面倒なセキュリティ設定をし、個人の端末無くせば情報流出。始末書。
言ってしまえば、会社が認めた公私混同って言う感じでしょうか?(苦笑)
今回に限っての話でないですが、どの展示会行っても、auの展示が微妙なのは気のせいでしょうか?
NFC⇛Wifiハンドオーバーの展示で、何処にタッチすればいいか分からないポスターを貼ってあったり、「Felicaでは出来ますがNFCではわかりません」とか、謎発言があったり。
あとは、いつも通り自社のコンテンツビジネスがいちおし。
未来的で期待するようなのがない。
少なくても2008年からこんな感じがする。
ドコモは、アクセンチュアと共同開発してるという、スマートフォンテストシステムがよさそう。
リモートで、各端末×メジャーバージョンのテストが実機を使って出来る。
端末は、天部にカメラ付きのケースに収容され、操作状況がリアルタイムにリモート元に表示される。
カメラや、GPSなどハード的なテストは、ケースに収容される都合上テストし辛いが、画面の表示などはこれで十分にテスト出来そう。
すでに、一部の会社にサービス提供していて、夏ぐらいには一般の会社に提供されるそうです。
ドコモスマートフォンラウンジでは、Galaxy S3のデモ機があったので、いじり倒してみました。
性能はかなり良くNexusの大きさが我慢できれば、これは使えそう。
GALAXYと名がついた端末で、標準カメラアプリがクラッシュしなかったのはこれが始めて。安定しているのかも。
不安は、自作カメラアプリのシャッター音がしなかったこと。
アプリがなんとか出来る部分でないので発売前に直して欲しいところです。
らくらくスマートフォンは未展示。残念。
そして、展示会行くと数時間歩き回るんで健康的になれます(笑)
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