先日、MIT(マサチューセッツ工科大学)が開発したプログラム言語「Scratch(スクラッチ)」を利用した、小学生向けプログラミングワークショップの講師をさせて頂きました。
今回お話をお受けした背景としては、プログラムというものは特別なものでは無く誰にでも簡単に扱えるものだということと、今後の職業選択における選択肢の一つとして子供たちに意識してもらえれば、というお話に共感し、お手伝いさせて頂きました。
場所は、お話を頂いた「有限会社 444GARAGE」様が運営している自習教室「横浜ノリノリ勉強室」の会議室にて、小学校2年生から6年生までの男女7人を対象に行いました。カリキュラムとしては、
・本日使う道具の説明(ディスプレイ、キーボード、マウス、プログラム言語)
・キャラクターをクリックで歩かせる
・キャラクターを自動で歩かせる
・動き回るキャラクターから、マウスで逃げ回るゲームを作る
という内容ですが、Scratchを使うと非常に簡単にキャラクターの動きを表現できます。
初めてのプログラミングということで、子供たちも最初は緊張していた様子でしたが、Scratchをいじり始め、キャラクターを動かすプログラムが簡単にできる事が分かると急に楽しくなるようで表情が変わりはじめ、約1時間半のカリキュラムが終了し「今日はこれでおしまいです」と言うと、子供たちから「えーー!!!」「もっとやりたい!」という声が一斉に上がり、どうにかプログラミングを楽しんで貰えたと一安心しました。
これからも、継続して子ども向けのプログラミングワークショップを開催していきます。詳細が決まり次第、弊社webにて告知させて頂きます。
[ 参考 ]
■今回のワークショップはNPO法人CANVAS様が開催されているワークショップを非常に参考にさせていただきました。
NPO法人 CANVAS(http://www.canvas.ws/)
■そのCanvasさんがPEGというプログラム教育のプロジェクトを立ち上げています。
PEG programming education gathering ( http://pegpeg.jp/)
■ Scratch (http://scratch.mit.edu/)
今回使用したScratchとはマサチューセッツ工科大学のメディアラボが開発した子供向けのプログラミングツールです。ブロックを組み合わせてプログラムを組んでいくので直感的にプログラムを作成することができます。ダウンロードしなくてもWeb上ですぐに実行できるので手軽に試すことができます。