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社内ナレッジの構築をするに当たっての注意点

社内ナレッジの構築をするに当たっての注意点

 

今月ネタ出しした社内ナレッジの文書化。概要としては、仕事に比重を置いたものではなく、

 

「会社内の人的、技術的、金銭的リソースを使って遊びましょう。」

 

というのが主題。やることも、勉強とか面倒くさいこと抜きで、ネタを投下し、面白いこと言ったら勝ちな2ch的に。ネタに共感出来たら、実製作。周りが ”技術者” でなくて ”サラリーマン” ばっかりでツマラナイから、頭使って物作って、運が良ければ会社が金にしてくれる。そんなのやりたい。

 

あとは、来月発表のAndroid5.0とか実費で、買いたくない。

nexus同時期の発売で5種類とか買うの無理(笑)

 

と、いうワケで 『社内活動案』

 

●建前の前置き

昨今のICT分野での技術革新は多種に及ぶが、移り変わりが早い。

また、大多数の技術者は、枯れた技術(安定しノウハウがある)を要求され、先進的な技術に対し勉強する機会・活用する機会が損なわれている。こうした状況の中、今後、開発サイクルが早いシステム開発、先進的な部分に対応できるスペシャリストが不在となり、舵取りが難しくなる。

このような状況に対応するため、先進的な技術の情報収集、知識共有蓄積(活用)するためのシステムとして、ナレッジを使用する。

 

 

★運用

各技術者にカテゴリタグを付帯する。

カテゴリは、技術的なものに限らず、生活や趣味的なものも付帯する。

 

 

★ICTの活用先として

各カテゴリタグには、習熟度として、3段階の数値を設定する。

 

1,入門者、初心者。専門ではないが興味がある。

2,中級者。知識、業務経験がある程度あるなど。

3,上級者。プロフェッショナル。スペシャリスト。

 

カテゴリタグにより、人と分野の傾向がわかる。専門的意見を求める場合、習熟度が3に設定された人に意見を求め、習熟度が1の人は、カテゴリタグで絞り込みすることで話題が偏り、話の流れが掴みやすい。

 

★情報発信

情報収集、発信のサイクルを繰り返すことで、そのことがらに対しての知識が増える。

また、ニュースソースからの引用でなく、独自の解釈をし、編集することで、本質的な理解をし、技術者が不得手とする、文章構成能力を培うことが出来る。

 

 

★情報参照

ナレッジとしての参照は、タグを使い、ノウハウ、ノウフーとして活用する。

ナレッジ以外の使い方として、情報発信されたことがらに対し、質問や、活用案、最新動向を追記していく。

情報が多いものは、今後普及する可能性が高く、その動向は注目して行くべきものである。

 

 

★技術蓄積

活用案が目新しい、または、既存技術の代替となりうるものは、選任を定め実開発や、サンプルの製作をすべきである。

製作物が社内の技術基点となり、以後それを活用したものが製作できる。

ただし、製作に対し、期間は定めないものとする。

これは、余剰リソースで賄える範囲でないなら、まだそのことがらに対して、レベルが適正でない(人員か、会社の)。

 

 

★ナレッジ

ナレッジマネジメントの第一目標として、ノウハウではなく、ノウフーでの活用を主とする。

これは、ノウハウを文書化するのには時間と労力が必要となり、運用までに、時間がかかるからである。

また、専門的知識があるものが、場(コミュニティーボードや勉強会など)を仕切ることで、内容の精度を高めることができ、初心者が教えを請うことができる。

 

writer@waka

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