MVCとは、処理を
M:モデル
V:ビュー
C:コントロール
に分割しましょうという設計概念で、Web開発によく使われます。
※MVCの詳細な定義
現在、私が調べている「ASP.NET MVCフレームワーク」は
MVCの概念をASP.NETでも使用できるようにしたものです。
ASP.NETは未経験なので少し調べたのですが、ASP.NETはWindowsアプリ等の開発者が、
不慣れなWeb開発に柔軟に対応できるよう考えられたものだそうで、そのためか、
他のMVCの概念をもったWeb開発プラットホームと開発手法が大きく異なっており、
少なからず敬遠する方々もいました。。。
今回、MicrosoftがASP.NET MVCの公開した思惑として、今まで.NETを
敬遠していた人達もASP.NETの世界に取り込もうという算段らしいです(笑)
ただ、従来のASP.NET経験者は煩わしい部分があるかもしれません。
Visual Studioには強力なWebページデザイナが付属しており、
ページのデザインとコントロール(タグ)の作成が容易に行え、
関連したソースコードもある程度自動生成するのに対し、
MVCフレームワークを使用したプロジェクトでは手書きがメインになります。
理由は、デザイナで配置するコントロール(=サーバ・コントロールと呼ぶ)
がMVCの概念にそぐわないため使用できないからだそうです。
※最近発表されたMVCバージョン3プレビュー版では、デザインの記述を
簡略化した構文(Razor)を搭載しており、今後改善される動きがあります。
なお、今回ASP.NET MVCの学習には、以下のサイトが参考になりました。
ちなみに上記のサイトはMVCバージョン1のものなので、
下記のサイトでバージョン2の新機能を確認するとなお良いと思います。