Androidアプリ開発時に必要な知識と問題となりそうな箇所の、簡単なまとめというかメモです。
■Androidの特性
Androidの比較対象としてiPhone(iOS)が上げられるが、明確な違いはiOSがiPhoneのために作られているOSで、完成されたもの。
それに対してAndroidはオープンソースとして公開され、各メーカーが自社のハードウェア用にカスタマイズをして始めて完成する。
オープンソースのため、採用する企業は多く、多種多様なハードウェアで動き、カスタマイズすれば、スマートフォンではなくPCでもAndroidを動かすことができる。
■ハードウェアによる違い
Androidアプリ開発時には、ハードウェアの違いとバリエーションに注意しなくてはならない。
画面、ストレージ、カメラ、センサー、通信形式による違いのほかに、SOCが違うと動かないケースがある。
■Androidバージョンによる違い
Androidバージョンは基本的に後方互換となっているが、APIコール時の挙動はメーカーによりカスタマイズされている可能性がある。また、機種のアップデート時にも挙動が変わりアプリが動かなくなるケースがある。
■アプリの動作保証する端末の設定
国内海外で無数のAndroid端末が発売されており、全機種でのアプリ完動は不可能。
国内端末だけでも、ハードウェア×バージョン×アップデートのバリエーションがあり、さらにユーザーがOSを変更することができるため、動作保証する端末とバージョンの設定が不可欠となる。
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